Reveille-toi Link

「ゼルダの伝説～Breath of the wild」

闇の中で光がぱあああっと走るところから、この神ゲーはスタートするわけですが。

日本語版だと、

「覚まして……目を覚まして。リンクっ！」

って女性の声、まあはっきりいってゼルダ姫なんですけど、が聞こえてきます。

これをフランス語版でやってみることにいたしますと、ですね。

まず、ゼルダ姫はこういいます。

――ouvre les yeux.

「目開けろ」

ゼルダ姫。日本のに比べると、声がちょっと低いです。

日本のが、「お願い起きてリンク」っていう雰囲気だとしたら、

フランスのほうは「起きなさい」って命令形。

このゼルダ姫の雰囲気のまま、あの例の記憶のギャン泣きとかするんでしょうかね。

ちゃんと途中でデレられるのかどうか、ちょっと心配です。

なんかうっすら棒だし

で、このあとでフランス語のゼルダ姫が言います。

――Reveille-toi　Link.

「起きろ」

やっぱり命令形。

この「リンク」っていう言い方が、やっぱり日本語とは違います。

むりやりカタカナで言い表すと

「レンキっ」って雰囲気。日本語のLとRは区別ができない、っていうのは定番で、

違う違ういうの、わかってる上でいうけど。

「リンク」と「Link」は別人だわ。

ていうかね。

日本語のらりるれろをLとかRで書くっていうのがそもそも間違いなんじゃないですかね。LにしてもRにしても、何かに力入りますよ。Lは舌に、Rは息に。

だけど、らりるれろはもっといろいろ力抜いてる音ですよ。

たとえば「～なのです」というべきところ、昭和の少女マンガだと

語尾が「～なのレス！」になるわけだし。

エ〇コンテンツだと「だめぇ」が「らめぇ」になるそうですし。

まあそういうわけで、ゼル伝シリーズの中で、今回初めて登場人物が「リンク」呼びしてるのですが。

力抜ける「ら行」の「リンク」は、初っ端から「ツンデレ」の予感がしますが、

Lに力が入るインドヨーロッパ語圏の「Link」の場合は、「ツン棘」かもしんないよなあ、なんて思います。

（ツン棘：干物妹うまるちゃんR参照）

ゼルダでフランス語

今年のゲームオブザイヤー総なめしそうといわれる「ゼルダの伝説」。

なんだかんだ、まだやっています。

なかなかnintendo swichが手に入らなかったから、７月にやっとクリアできたんだけど、最近になって「音声切り替え」「字幕も切り替え」ができると知ったので。

フランス語版でやってみようじゃないか。

という気になって、再びやってみることにしました。

もともとコミュ障ぎみな上に、引きこもりだから、フランス語も上達しないし。

そもそも学校行ってないし習ってないし、配偶者も日本人だからうまくなりようがないんですよね。

別に今困ってないから、上達しなくてもいいけど、いざ困ることが起こったら……と思うと、やっぱりことばできたほうがいいよね。

……でもやりたくないよね。

嫌いでも必要ならやり遂げられる、偉くて高尚な人とは違うから、すぐ投げ出しちゃうんだよね。

だが、最後までやり遂げることもある！

好きなゲームだ。

それどころか、今回はあのハイラルをさまよう日々がすばらしすぎて。

ガノンと戦い続けているゼルダ姫を無視し続け、コログ探し続けたハイラル廃人。

友人から「とりあえずクリアすれば？　それで２週目やれば？」

と言われましたもんで。やれやれ、と重い腰を上げてしぶしぶゼルダを助けに行きましたよ。

２週目は、所見の楽しみこそないけど、なかなか楽しくできそうだと思ったタイミングで、各国語でできると気がついたんですね。

……でもって、これがフランス語になってもやるんじゃね？

フランス語でもやり遂げることできるんじゃね？

と思い立ってやり始めたら、存外面白くてですね。

その記録を残しておこうと思いました。

どうせ三日坊主ですけど。

フランス語に関すること書こうなんて初めて思ったから、

できる限りやってみるさ！

中途半端の達人です

青い空と青い海、オリーブグリーンの木々に囲まれた、

美しい南仏で、……引きこもってます。

あらゆることに手を出しては、中途半端なところでやめてしまうことでは

人後に落ちません。

でもなんでまたブログやるのかと言うと、書きたいことがあるから（笑）

だらだら思いついたときに思い付いたことを書いていきます。

あ、でもテンションも意識も低いんで。